経営方針

トップメッセージ

株主・投資家の皆さまをはじめ、お客さま、お取引先さま、地域社会の皆さまなど、マツダグループに関わるすべてのステークホルダーの皆さまには、日頃からご理解とご支援を賜り、厚く御礼を申しあげます。

自動車業界は今、100年に一度の変革期の中にあります。CASE(コネクティビティ技術/自動運転技術/シェアード・サービス/電動化技術といった新技術の総称)に代表される時代の要請に応えていくために、クルマの企画、開発、製造、販売、サービスなど多くの領域で変革が求められています。この変革期を乗り越え、マツダが企業として持続、発展し続けるために大切にしなければならないものは「マツダの独自性」であり、その独自性をマツダと関わるすべての人々と共に創ることだと考えています。
この考えに基づいて、2019年5月に中期経営方針を公表し、次の100年に向けた最初のステージとして、今後取り組むべき3つの領域「独自の商品・技術・顧客体験への投資」「ブランド価値を低下させる支出の抑制」「遅れている領域への投資」を定めました。中期経営方針を公表して以降、施策と目標の具体化を進め、それらを反映した中期経営計画を2019年11月に公表しました。

2020年3月以降、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大に伴う外出規制や経済活動の制限等により、グローバルでの販売が急激に減少しましたが、迅速に生産調整と在庫の最適化を行いました。同時に緊急対策としての支出抑制を実施するとともに、需要回復に合わせた販売を加速させ、キャッシュ・フローの悪化を最小限に止めることができました。また、資金調達を実行し手元流動性を確保すると同時に、地元のお取引先さまとは資金繰りや雇用維持の協議を継続的に行っています。

経営に甚大な影響を与えているコロナ禍を敢えて機会と捉え、過去を振り返り、現状を分析し、将来を見渡しながら、多くの反省や学びを得ました。その学びを踏まえた取り組みを通して、あらゆる費用の効率化を目指すとともに、在庫の量と質の改善、売上増、およびキャッシュ創出力の見直しを行います。将来の成長に向けた研究開発活動や設備投資については、効率化を追求し実行していきます。そして、これまで実現してきた販売の質の改善を維持しながら、売上・台数の成長を両立させ、いち早く成長軌道への回復を目指します。
番茄社区安卓下载 マツダという企業が存続するためには「人と共に創る」マツダの独自性の強化が不可欠です。この方針を維持するためにも、コロナ禍における取り組みを継続しながら、中期経営計画の施策や目標について、その規模やタイミングなどの見直しを行うとともに、より危機耐性を高めたビジネス構造の構築に取り組みます。

マツダは2020年1月30日に創立100周年を迎えました。これもひとえに、株主・投資家の皆さまをはじめ、長きにわたり当社を支えていただいたお客さま、販売会社さま、お取引先さま、ビジネスパートナーさま、地域の皆さまなど、ステークホルダーの皆さまのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。
番茄社区安卓下载 次の100年に向け、私たちは人を第一に考えた「人と共に創る」マツダの独自性を大切にしてまいります。関係するすべての皆さまとの共創を強化しながら、お客さまに愛着を持っていただける独自性あふれる商品・技術・顧客体験の創造に、今後も挑戦し続けてまいります。

株主・投資家の皆さまには、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年8月

マツダ株式会社 
代表取締役社長兼CEO
丸本 明